海からの贈り物

前日は台風4号が接近し、暴風域に巻き込まれた沖縄本島です。
台風が過ぎ去った翌日、海辺や河口にはたくさんの漂流物が流れ着きます。

とてもたくさんの流木が漂着しましたよ。
流木は、台風の後に浜辺にたくさん流れ着きます。
昔の人たちは、この海からの贈り物をとても大切にしていました。
うちのオバーも台風の翌日になると朝早くから浜辺を歩いて、打ちあがった魚をとってきたそうです。魚やイカは、そのまま家族の大切な食事になるのでした。

写真は大きな流木を集めているところです。
なきじん海辺の自然学校のベンチや柵、その他いろいろと活用させていただきます。

そして昔はガスなんてありません。
浜辺に打ちあがった流木が貴重な燃料なのです。台所のかまどで薪として利用されました。
ですから昔の海は、みんなが一所懸命に流木を拾っていたので、浜辺がとてもきれいだったそうです。林の中も同じようにみんなが落ちている木を拾い集めるために、いつも歩いていたので、すっきりとしていたそうですよ。今は草が生えていて、うっそうとしているので林の中にはいっていくのは怖いですよね。

写真の木々は薪やクラフトの材料に使います。
すごいものを拾っちゃいましたよ。
オリオンビールの古い缶です。
このデザインはとても人気があったのでした。本土へのお土産にも最高でしたよ。ああなつかしや。

62年 海邦国体を成功させよう!
と書いてあります。
1987年、今から17年前のものです。
この缶は、どんな旅をしてここに流れ着くことになったのでしょう。
海からの贈り物にはロマンがいっぱいあるのでした。


2004年6月11日(金)のレポートより

なきじん海辺の自然学校