海が荒れて喜ぶのは?

 
この日はおおしけです。
前日の26日もおおしけだったため、せっかく申し込んでいただいたカヤックと体験ダイビングは中止となりました。写真を見ると一目瞭然ですよね。ほんとうに大しけです。冬の沖縄はこんな風景が多くなってきます。夏の季節風は南寄りです。そして冬はこの通り、北寄りの風になります。10月から11月にかけて、サシバという鳥の渡りがあると、冬の到来を告げる渡りとして、北寄りの風が強く吹き始めることになります。ミーニシと呼ばれている風です。新北風でミーニシです。面白いですね。北のことを方言ではニシと呼ぶんですよ。
 
北風ビュービューで、海も大しけで大変です。でも逆に、こういうときは魚を釣るのには良いコンディションとなることがあります。
実は、チヌ(クロダイ)を釣るのには絶好の状況です。
沖縄ではミナミクロダイという大きくて、すごくおいしい魚がいるんです。引きも強いし、おいしいし、かっこいいし、名前もタイだしいいことづくめです。ほんとうに人気がある魚です。
しかし水がきれいだと、釣り糸や釣り人の気配などがクロダイにばれてしまい釣れないそうです。
海が荒れてにごってくれば、この勝負は釣り人に有利だそうです。
ものすごく警戒心が強い魚ですよ。
 
 
古宇利島のほうも波が高いですね。海辺の地形が崩れて、崖になっている理由がよくわかりますね。こちらから見えてるほうは、けっこう切り立った断崖になっているんですよ。クロダイ釣りのおじさん達には素敵なコンディションかもしれませんが、私たちは商売になりません。ほんとうに困りました。でもお天気ばかりはどうにもなりませんね。これが沖縄の冬ですから。
 


12月27日(土) 2003年のレポートより

なきじん海辺の自然学校