沖縄マングローブカヤックブログ/なきじん海辺の自然学校

沖縄美ら海水族館にいちばん近いシーカヤックマングローブツアーのブログです。

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ミナミトビハゼ マクロモードで撮影中

7月4日午後のマングローブカヤック2時間30分コースです。

前日の3日はまさかの台風3号の影響で中止となりました。

このところ沖縄近海に急に熱帯低気圧が発生するというのが連続しました。

前回はプチ台風、今回はほんとうに台風になりました。

今日は風も弱くなったので、ツアー開催です。

 

本当に良いお天気です。

沖縄は台風が足早に通過して、とても良い天気なのですが、九州地方は大雨で大きな被害が発生しています。

オキナワハクセンシオマネキが一生懸命にご飯を食べています。せっせと地面を耕しているかのようですね。

 

離れてみるとこんな感じです。あたり一面、見渡す限りシオマネキの世界です。いったい何匹いるんでしょうね。

緑色の木々に覆われた琉球石灰岩の山々もよい景色です。

いたるところから鳥の鳴き声も聞こえてきます。

ときどき、カラスが猛烈に鳴いていることも。

笑い声だったり、犬の鳴き声だったりと、カラスはいろいろな声をまねて鳴いています。

マングローブの入り江にはシレナシジミが沈んでいます。

今は水に隠れています。写真の中央付近に大きな貝が2個あるのがわかりますか。

ときどき半分近く泥に埋まっているんです。

 

干潟の常連さん、こちらベニシオマネキです。

マングローブの子供たちも元気に育ってきています。

去年の夏に花が咲き、そして種が成長しました。

ことしの3月から5月くらいを中心に次々に落下しました。

ほとんどは水に流されながら、たまたま、ひかかったところで根が出てきます。

写真に写っているものは、落ちていたり、流れていた種をツアーの参加者のみなさんに植えていただいたものです。

マングローブの林の中に入っていくと環境が荒れてしまうので、手が届く範囲のところにさしていただきました。

そのために集中して生えているんです。

それでも長い年月の中で生き残るものは、おそらくほんの少しです。

カニやヤドカリに切られたり、大雨や台風の際に流れてくる木やごみになぎ倒されたりと、苦難jの連続です。

すこしでもたくさん生き残って大きくなってくれると良いですね。

湧き水エリアではきれいな水が湧いています。

木々の緑がきれいです。ここは涼しくて気持ちが良い場所です。

ミナミトビハゼ。

ちょっとアップで撮影しました。

デジカメはマクロモードに設定しています。

マクロモードである程度ズームをかけると、こんな感じで撮ることができます。

デジカメの種類によって、いろいろな特性があります。

今、私たちがツアーで使っているカメラは広角からズーム、マクロまでとてもバランスよく撮影できます。

ベニシオマネキの赤い色がとてもきれいです。

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