沖縄マングローブカヤックブログ/なきじん海辺の自然学校

沖縄美ら海水族館にいちばん近いシーカヤックマングローブツアーのブログです。

TEL.0980-56-5881

〒905-0401 沖縄県今帰仁村仲宗根992

マングローブカヤック2時間30分やモーニング、トワイライト、ナイトは当日のお楽しみのために、湧き水での自然観察の様子はくわしくは掲載していません。

お客様の写真の掲載は、ツアー終了時にご確認させていただいています。

のせてもOK、後ろ姿はOK、のせるのはNG、もしく顔のアップ(近接)はNG、みたいな感じです。

掲載の可否はお客様にお選びいただいていますので、ご安心ください。

写真はかなりの枚数を撮影して、画像CDにしてプレゼントさせていただいています。

 

海辺の自然学校は6月1日から営業を再開しました。

美ら海水族館も6月1日からオープンです。

 

 

 

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もちつもたれつ 乾生果とイチジクコバチ 

ほんとうに沖縄って梅雨明けしたの?

そんなふうに考える今日この頃です。

梅雨入りも梅雨明けも、何日間かのあいまいな期間があります。

よく「梅雨明けした模様」なんていう、あいまいな言葉をニュースで耳にすることがあります。

今年もすごいです。

6月12日に沖縄地方は梅雨明けと発表されましたが、その後の大雨がすさまじかったです。

「絶対に梅雨明けてないじゃん!!」とみんな思うのです。

しかし、実際は、この日にちは速報値と呼ばれるものです。

確定値が発表されるのは9月になってからのことです。

速報とは別に、梅雨の季節が過ぎてから、春から夏にかけての実際の天候の経過を考慮した検討を行っているのでした。

よく戻り梅雨なんて言われることもありますが、そもそも梅雨明けしていないというケースがあるんです。

たしか昨年は6月29日に梅雨明けという速報値が出たのですが、9月に発表された確定値ではなんと、7月10日ごろだったとなりました。

ですから今年も、9月になれば、実は、、、っていう感じで遅い梅雨明けの確定値が出るかもしれません。

新型コロナウイルスの感染拡大予防のために緊急事態宣言が解除されて、ほっと、ひと安心という方も多かったのですが、その後の悪天候で拍子抜けした感があります。

でも天候が原因なのではなく、ほんとうに旅行する人がいないということのようです。

沖縄の観光が回復するのはまだまだ遠い話のようです。

そんな中、今日は数日振りにカヤックツアーが開催されました。

雲が多い空模様です。

夏至南風(カーチバイもしくはカーチベー)と呼ばれている、南よりの強い風が吹いています。

うちのポイントは強い北風と南風は、コンディションが悪くなるので、中止になることがあります。

午前中は旧風予報だったので、予約をストップさせていただきました。

午後のマングローブカヤック1時間30分コースで2名さまのご参加です。

連日、ドラゴンフルーツが一斉開花でした。

一晩でしおれてしまうので、昼過ぎになると、ちょっとしょぼくなってしまいます。

でも今晩咲くものもありますよ。

この季節は美しい花を楽しめるので、本当に楽しいです。

カヤック乗り場にやってきました。

ここしばらくは貸し切り状態です。

1コース1組限定です。

お客様お二人に、ガイドが2名です。

せっかくのツアーの機会に、カヤックを漕がないと楽しくありません。

ほんとうにツアーが好きなので、家にこもっているのは苦手です。

さあ、出発です。

3月以降、しばらくはコロナの影響もあったので、ブログでのお客様のお顔の写真はあえて、自粛させていただくこともありました。

6月からは、お客様にお選びいただいています。

顔出しOKとか、後姿はOK、遠目で顔がわからないならOK、完全NG、いろいろと選んでいただいています。

今日は、遠目で顔がわからないならOKというリクエストですので、こんな感じのご紹介になります。

でも実際は普通に超たくさん写真を撮ってプレゼントしています。

きょうはガイドが2名ついているので、写真も多いです。

対岸に漕いでいきます。

大雨の影響で、昨日までは川の水も茶色かったです。

今日はかなり回復してきましたよ。

そもそもマングローブの環境は、そんなところなのです。

土や泥が堆積したところにマングローブが根付きやすいのです。

海水浴場みたいなさらさらのサンゴの白い砂なんていうところは、そもそもだめです。

マングローブの種子がすぐに抜けちゃいますから、マングローブ林が形成されません。

お昼に満潮でした。

そして、どんどんこれから潮が引いていきます。

シオマネキたちも活動再開です。

ぼっちらぼっちら、出てきます。

ソテツの花です。これって、丸いですよね。

メスの花なんです。

雄雌があるんです。

雌雄異株(しゆういしゅ)といいます。

マングローブの根元にはカニがいますね。

これはよく見ないとわからないかも。

色がめっちゃ地味です。

自然界では、これってとっても大切なことですよ。

ヒルギハシリイワガニです。すこし大きいものは紫色のハサミがおしゃれですね。

よく見るといろいろなところにいますね。

 

木にぶつぶつがあります。

 

これはアコウという木です。

乾生果という実です。

アコウはこのように、木の枝にびっしりとつきます。

同じ仲間のガジュマルは枝の先というか、葉の付け根につきますよ。

イチジクの仲間なんです。

漢字で書くと無花果。花がないのです。

実際は花嚢(かのう)という中にたくさん花が咲くので、外からは見えていないんです。

イチジクコバチが内部に侵入して、受粉させます。

内部で産卵して、子供は種子を食べて育ちます。

雌しべの先から産卵管を入れて、単語を産み付けるのですが、雌しべの長さもいろいろあって、長すぎると卵を産み付けることが出来ないそうです。するとちゃんと種子ができるんですね。

こんな風に、おたがいに持ちつ持たれつの関係のようです。

すべてに産卵が出来てしまうと、幼虫がすべて食べちゃうので、種子ができないですよね。

こうしてできた果実は、ほかの生き物に食べてもらうことにより、排せつを通じて種子の拡散を図るわけです。

ほんとうによくできている仕組みですね。

アコウもこんな風に枝に実が付くことで、ほかの生き物たちにとっては食べやすいのですね。

鳥たちも大喜びです。

 

 

メヒルギというマングローブもたくさん花を咲かせていました。

コロナ騒ぎで、私が家に閉じこもっている間にも、自然界はフルに活動しているのですね。

私はとにかく、ただコロナ太りしただけです。

ぱっと見で白っぽいのが、現在、咲いているものです。

なかにはつぼみもありますよ。

気が付きましたか。

がんばって水面から顔を出しているものもありますね。

変なところにあると、大雨の増水時や台風の時に押し流されたりします。

でも、これはもう何年も頑張っていますよ。

変なところを探検です。

カニを見つけることが出来ますか

シオマネキが出てきました。

かわいいですね。

ベニシオマネキは特に鮮やかです。

かっこいい!

ヤエヤマシオマネキも活動開始です。

ちょっとハサミに違和感が。

もしかすると再生したものかもしれませんね。

カタツムリではありません。

お水が好きなヤドカリちゃんです。

サザエの殻に住んでいます。

根っこもすごいですね。

 

ミナミトビハゼも元気です。

正面から見ると、ちょっとアホ面かも(ごめんなさい)

おい、おまえもコロナ太りなのか?やばいぞ

大雨にも負けないで、残っているマングローブです。

でもだいぶ本数が減っているような気がします。

ミナミトビハゼのおうちはカニたちの遊び場になっていますね。

緑のじゅうたんもカニの遊び場ですね。

 

フタバカクガニです。

「アイーン!」って聞こえてきそうです。

最近は、志村けんさんのことを思い出して涙が出てきます。

 

 

初めにやってきた対岸のあたりは、干潮でカニだらけになりました。

かわいいですね。

 

ちょっと海が見えるところまで漕ぎました。

お二人ともとても上手です。

きのこ岩です。

ここの石灰岩にはソテツも生えていますね。

突き出ているものはオスの花ですよ。

岸に戻ってきちゃいました。

コメツキガニが作った砂団子がお出迎えです。

オオハマボウ(ユウナ)もきれいに咲いています。

でも、こんな色をしているのは、もうすぐ終わってしまう花なんです。

朝に咲いて、夕に散る。そんなはかなくも美しい花なんです。

これがつぼみです。明日の朝にはレモン色のきれいな那覇を咲かせますよ。

楽しみですね。

落ちた花が風に飛ばされて、つぎつぎに水面を流れていくんです。

まさに風流です。

オカヤドカリも元気です。

こんなに小さいんですよ。

でもかわいいお目目です。

 

ツアーの2名様、今日は本当にありがとうございました。

フィールドに出てこそ、私たちも楽しく勉強することが出来ます。

また沖縄で楽しい体験にチャレンジしてくださいね。

 

 

 

野生の呼び声 映画版(2020年)

ちょうど気になっている映画があったので、昨日、ネット配信で見ることが出来ました。

ハリソン・フォード主演の「野性の呼び声」という作品です。

有名な小説が原作です。

タイトルは、昔、子供のころに本で読んだことがあるような気がしていたので興味がありました。

こんなご時世なので、残念ながら映画館に行くということはありませんが、ネットで見ることが出来ました。

ハリソン・フォードが好きなので、一時期は片っ端から出演作品を見たこともあります。

タイトルに見覚えがあり、聞き覚えはあるのですが、内容は全く覚えていませんでした。

ただ、宣伝用のポスターや作品の紹介で、激流の中、犬を乗せてカヌーで進むというシーンがあったので、どうしても見たかったです。

とても良い作品だと思うので、たくさんの方に見ていただきたいのですが、あらかじめアドバイスしたいことがあります。

ネタばれとまではいかないと思いますが、、

「ハリソン・フォード主演、人類未踏の地を目指す男とイヌの、友情と冒険の物語」というテーマになっていますが、主人公はあくまでもイヌです。

ハリソン・フォードは良い人ですが、イヌがメインです。

ペットとして暮らしていたイヌが、あることから過酷な状況やいろいろな人間と関わり合いを持ちながら、変わっていくという物語です。

人類未踏の地を目指すという男の壮大な冒険ではありません。

ハリソン・フォードもけっして、そんな冒険がメインという理由でイヌと出かけるわけではありません。

人とイヌとのかかわり、そして自然の厳しさ、荘厳さにふれる作品だということを頭に入れておくと、とても良い作品だと思えるかもしれません。

ミレニアムファルコンにのったり、チューイが出てきたり、失われたアークを探す冒険活劇ではありません。

もちろんレプリカントも出てきません。

あくまでもハリソン・フォードはイヌにとっての良き隣人という役回りです。

1903年、アメリカの作家ジャック・ロンドンによって書かれた小説が原作です。

日本では堺利彦さん(日本史で勉強して知っている人もいるかもしれません)や深町真理子さん(超有名な翻訳家、シャーロック・ホームズシリーズの新訳も)が翻訳しています。

何度も映画化されているようです。

今回、ハリソン・フォードが演じた役をクラーク・ゲーブルやチャールトン・ヘストンが演じています。

すごいですね。

個人的にはチャールトン・ヘストン版をぜひ見たいです。

うちのオジーはチャールトン・ヘストンに似ていたというのが、おふくろの口癖です。

今度はぜひ、原作を読んでみたいと思いました。

今回の映画とは設定なども違っていますので、それはそれでみなさんもぜひ、お楽しみください。

わたしの好きな映画にランクインしました。

カヌーのシーンはおまけ程度でした。

これを目当てにしてだと拍子抜けするかもしれません。

 

すべての画像はイメージです。映画のシーンではありません。