沖縄マングローブカヤックブログ/なきじん海辺の自然学校

沖縄美ら海水族館にいちばん近いシーカヤックマングローブツアーのブログです。

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干潟の忍者トントンミー 2017年10月16日

のんびりと2組3名様のご参加です。

忍者の話は後半に。

午前中にマングローブカヤックの2時間30分コースを開催しました。

とても良い天気で、遊ぶのにはもってこいのコンディションです。

前日よりも風が弱くなりました。

もうお一人の方は写真NGですので、こちらのお二人の写真をアップさせていただきます。

 

手続きや着替えの後で、パドル練習です。

ダブルブレードパドルの基本的な使い方を学びます。

この時にパドルの種類やカヤックとカヌーの違いなどを簡単に紹介しています。

ガイドがみなさんに気づかれないように写真を撮っています。

そして撮った写真はCDに記録してプレゼントしています。

ですからカメラ目線でも構わないので、練習してみてくださいね。

この後で、乗り降りの仕方を教えてから出発です。

 

お日様も元気いっぱいです。

さあ、では探検に出発です。

 

対岸にやってきました。

干潮で潮がひいています。

みなさん、みえますか。

細かいつぶつぶ。

カニがご飯を食べた後です。

砂団子といいますよ。

地面がビロード上になっています。

カニたちがせっせと耕したみたいですね。

 

 

 

マングローブの入り江にやってきました。

 

かわいいベニシオマネキの雄です。

大きなはさみが立派ですね。

 

今年の3月に植樹していただいたメヒルギたちも頑張っています。

これでも、すこしずつ減り始めています。

やはり折れてしまうことがあります。

 

果実もこんな感じでだんだんとサイズが大きくなってきています。

もうすこしすると先端から緑色の種子が伸び始めてきます。

 

恒例の「シレナシジミとわたし」という記念写真です。

ほんとうに食べちゃいそうです。

 

トントンミーこと、ミナミトビハゼものんびりと遊んでいます。

湧き水のエリアでもかなり近くで観察することができますよ。

アップで見ると目の色がとてもきれいです。

ミナミトビハゼはまさに干潟の忍者です。

地面と同じような色でなかなか見つけられないかもです。

動きもものすごく速いです。

そしてジャンプ力もすごいですよ。

水面も飛び跳ねながら渡っていっちゃいます。

水遁(すいとん)の術です。

泥干潟には上手にお家を作って、巣穴から顔を出しているのも、かわいいです。

土遁の術です。

胸鰭で上手に歩くのですが、その近くに見えている腹びれが特に優れモノなんです。

この腹びれとお腹で、ぴったりといろいろなところに吸着することができるんです。

垂直なところもへっちゃらです。

ぴったりと張り付くことができますよ。

まさにお城に忍び込んだ忍者のように。

 

はい、記念撮影です。

いろいろな生き物を楽しく観察することができましたね。

 

湧き水エリアをでて見上げると、琉球石灰岩の岩山がそびえたっています。

そして岩のくぼみには鍾乳石も。

ツアーでは遠くを見上げているのですが、こうしてズームアップしてみると、周りの岩と鍾乳石の質感の違いが分かりやすいですね。

 

こちらの入り江にも入っていきます。

ここは日陰になっていて、涼しくて気持ちがいいですね。

ノッチでーす!

水面近くの岩が波や生物による浸食でえぐられている地形のことをノッチといいます。

今日はかなり潮が満ちてきたので、こんなところも探検してみましたよ。

海が開けていて、気持ちがよい景色ですね。

探検も終わって岸に戻ってきました。

 

今日はありがとうございました。

午前は真栄田で体験ダイビング。

残念ながら、コンディションの関係で青の洞窟には入れなかったそうですが、次回はぜひチャレンジしてくださいね。

そして午後はマングローブカヤック!

とってもアクティブなお二人ですね。

 

 

 

 

 

 

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