台風一過!
沖縄はとても良い天気になりました。
でも強風です。
でも本州のほうへ強い勢力を保ったままで進んでいるので心配です。
強風域、暴風域がとても広いのでかなりの範囲が強風にさらされます。
そしてなにより大雨の恐れがあります。
羽地内海の風景です。
台風がくると、作業船から旅客船など、沖縄周辺にいた船が避難のためにやってきます。
おもったほどの数の船はいませんでした。
ものすごく危険な時は、所狭しと船が停泊します。
夜間は照明をつけているので、とてもきれいな風景になります。
ここに避難してくる船の数が多ければ多いほど、超やばい台風なのだと感じ取ることができます。
今回は、もともと沖縄本島が暴風域に入る確率が低かったこともあり、避難する船も少なかったのでしょうね。
こないだのカヤックツアーのときに、きのこ岩の間の沖合を通っていたタグボートかもしれません。
避難させていた作業船を再配置するのに、今日は大忙しかもしれません。
建設会社の作業船の接岸エリアもたくさんの人がいて、船もあわただしく出入りしているように見えました。
台風もこなければ、いろいろな理由で不都合がありますが、来たら来たでほんとうに忙しくなります。
自然学校も昔から、こんな作業の繰り返しです。
カヤックを回収しては縛ったり、水をためて、飛ばないように重くしたりです。
外に出ているものをしまったりというだけでもびっくりするほどの手間でした。
台風が過ぎれば、今度はカヤックに入れていた水を抜いて、ロープをほどいて、洗ってきれいにします。
そしてカヤック乗り場がけっこう大変なことになったりするので、チェック&掃除です。
風向きによっては驚くほどの流木やごみで覆いつくされていることもあります。
ひどいときは波でえぐられて地形が変わっていることも。
昔から、台風にはほんとうに泣かされてきました。
今回の台風は沖縄よりも本土のほうで警戒が必要なので、大きな被害が出ないことを願っています。
タグボートの向こう側に停泊している船は面白い形です。
これは曳く船ではなく、押す船かもしれませんね。
作業台船の一部にくぼみがあって、そこにタグボートのへさきがすっぽりと入るような感じです。
そしてそのまま押して台船ごと土砂を運搬します。
作業船はたくさん避難していますね。
ここの海は普段も、使わないときの作業台船がけっこう停泊しています。
それもまたのどかな風景です。
いろいろな船が入り乱れての台風避難の風景は、やはりあまり良いものではありませんね。
大きな台風は来ないのに越したことはありませんね。
あー、それにしても良い天気です。
はやく風がやんで、穏やかなコンディションに戻ってほしいです。
カヤック漕ぎたーい!(心の叫びです)