沖縄マングローブカヤックブログ/なきじん海辺の自然学校

沖縄美ら海水族館にいちばん近いシーカヤックマングローブツアーのブログです。

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大航海に思いをはせてシーカヤック 2017年11月28日

今日11月28日は太平洋記念日だそうです。

知りませんでした。

名前は聞いたことがある人が多いと思いますが、かの有名なマゼラン(ポルトガルの航海者で探検)が西の海へ出ることができる海峡を発見(のちのマゼラン海峡)。

そして抜けて出た海が太平洋と名付けられることになりました。

航海しているときにたまたま嵐にも当たらずに穏やかだったそうです。

ポルトガル語の Mar Pacifico で平和な海、英語で Pacific Ocean です。

日本語は思いっきり直訳したのでしょうね。

天下太平(泰平)の太平で、平和という意味ですから。

この太平洋に進入することができたのが1520年11月28日だそうです。

このことにちなんでの記念日となっています。

マゼラン自身は航海の途中で死んでしまいましたが、率いていた艦隊が世界一周を成し遂げています。

まさに大航海時代の偉業ですね。

私たちもシーカヤックを漕ぎながら、大昔の航海に思いをはせてみるのも楽しいですね。

ではでは、カヤックツアーの紹介です。                 

昨日までとはうって変わって、本当に良い天気になりました。

青空が素晴らしいですね。

9時からの1時間30分コースです。

ご家族4名様での参加です。

子供チーム、かわいいですね。

パドル練習も終わって、記念撮影です。

これから出発です。

 

イソシギが水辺を歩いています。

エサを探しているんですね。

潮が満ち始めているので、命のスープと呼ばれているあぶくができ始めていますね。

イソシギの向こう側にはカニがたくさん写っていますよ。

望遠で撮影しているので、鳥とカニがすぐ近くのようですが、実際は距離が離れていますよ。

鳥が接近すると食べられないように巣穴に引っ込んでしまいます。

望遠レンズで撮影すると圧縮効果といって、奥行きが感じられなくなります。

手前の被写体と奥の被写体が近くにあるような感じになります。

この写真は、そこまでの写りにはあまりなっていないですが。

 

ズームアップでハクセンシオマネキを撮影しました。

鳥に食べられなくてよかったですね。

オスは大きいハサミを持つことでの、メスへのアピールの効果が高いのですが、逆にこのことが原因で捕食されやすいそうです。

目立っているので、結構、外敵に食べられちゃうそうです。

メスに比べるとかなりの割合で、食べられちゃっているそうです。

ちょっとかわいそうですね。

 

お父さんチームもお母さんチームも上手ですよ。

 

ベニシオマネキも出てきています。

 

マングローブの入江でシレナシジミと記念撮影です。

 

 

 

 

 

 

 

 

おつかれさまでした。

子供チームも、撮影ポーズを決めていますね。

みんなにっこり、そしてパドルのマークもにっこりです。

今日はありがとうございました。

 

 

 

 

こちらは11時30分からの1時間30分コースです。

おひとりでのご参加なので、ガイドとマンツーマンでのんびり遊びに行きましたよ。

自然のことやいろいろなことに詳しい方なので、カヤックに乗る前から、特に話がはずみます。

 

さあ、出発です。

 

ヤドカリ発見!

水中をのそのそと歩いていますよ。

からの大きさに比べると、身体は細身で頼りない感じです。

でも水中が主な活動エリアなので、浮力の働きもあるのでしょうか。

ちゃんとスムーズに移動できます。

シオマネキも出ています。

一生懸命に餌を食べたので、まるで畑を耕したみたいに地面がもこもこしています。

まさに干潟のお百姓さんといったところでしょうか。

そのおかげもあって、満ち潮の時に砂の中の栄養分が満ちてくる水に溶けだしやすいのですね。

地面を掘り返す生き物がいればいるほど、栄養が循環しやすくなるそうです。

こうして干潟の生態系ができているんですね。

カワセミもいましたよ。

 

マングローブの入江で記念撮影です。

 

 

 

 

シレナシジミも大きいです。

 

このメヒルギの胎生種子はかなり大きくなってきました。

さあ、またこれから川の広いエリアに漕ぎだします。

お天気がいいので、気持ちが良いですね。

 

岸に到着しました。

おつかれさまでした。

今日はありがとうございました。

いろいろなお話をうかがうことができて、とても楽しかったです。

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