沖縄マングローブカヤックブログ/なきじん海辺の自然学校

沖縄美ら海水族館にいちばん近いシーカヤックマングローブツアーのブログです。

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フィールドワークって大切ですね

今日は江戸時代の本草学者で儒学者でもある貝原益軒の誕生日です。

日本史の授業で聞いたことがあるかと思います。

つい先日も、テレビのクイズ番組か情報番組で名前が出てきました。

「大和本草」という本で有名です。

ネットで調べたら、のちの明治時代に西洋からの書物が入ってくるまでは、日本市場最高峰の生物学の本という紹介がありました。

すごいですね。

医学に使われる薬用植物など、いろいろなことが記されているそうです。

細かなスケッチなどもあります。

まさにフィールド学の権威ですね。

図が多くて、表記もわかりやすいそうです。

カヤックのツアーガイドも、これまでのたくさんの方々の調査や研究、そして書物としての出版などに助けられています。

いろいろな学びを少しだけ分けていただきながら、今の仕事に役立てることが出来ています。

ところで、大和本草が上野の国立科学博物館(通称:科博)に展示されているという写真が載っていましたが、科博で見た記憶が残っていません。

どうしても自然科学のところで膨大な時間をすごすことが多いので、そのほかのところを見る前に閉館時間になってしまいます。

読んでみたいと思って、amazonで調べたら、けっこう高いので諦めます。

ネット検索でいくらかでも内容にふれることができればよいかなと思います。

歩いて、観察して、記録して、そして調べて体系化していくことって素晴らしいですよね。

大和本草は薬用植物にとどまることなく、さらに広い内容なので、まさに博物学です。

沖縄にもゆかりがある南方熊楠が博物学者として有名です。

そして近年では作家の荒俣宏さんが博物学の人です。

博物学の資料の収集の大家といってもよいかもしれません。

「帝都物語」が大ヒットして(映画化されました。続編も)、稼いだお金のほとんどを、資料を購入してできた莫大な借金の返済に充てたそうです。

昔、この人が特集された記事を読んだ際に、稼いだお金は全部、資料の藻購入費と書いてあった記憶がありました。

海が好きな方には「アクアリストの楽園」という本がおすすめです。

私も持っていました。

 

それでは今日の様子を紹介します。

 

今日は天気予報がわるかったです。残念ながらツアーを中止とさせていただきました。

 

でもコンディションがかなり早く回復しました。

申し訳ありませんが、早い段階で中止とさせていただきました。

 

本当にコンディションの予想、開催の判断はむつかしいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

夕焼けの中、飛行機がとんでいきました。

月もきれいですね。

 

ツアーは中止となりましたが、フィールド調査のためにカヤックで出ました。

自分の目で観察して、感じることって、とても大切ですね。

博物学、好きになりそうです。

どんどんはまってみたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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