沖縄シーカヤックマングローブツアー

オニヒトデ

スマホ版 0980-56-5881

オニヒトデ

毒のとげのヨロイをかぶっている サンゴの天敵

沖縄や奄美諸島に多く生息している大型のヒトデの仲間で、サンゴの天敵としてよく知られたヒトデです。たくさんの棘を持っています。この棘に毒があり、刺されると強い毒が注入されます。意外とかなり浅いところにもいるので、イザリや海水浴の際も注意が必要です。うっかり踏んでしまったり、岩陰の手を入れたりした際に刺されることもあります。トゲは靴やマリンブーツなどの靴底も容易に通します。フェルト底のブーツなどは比較的、安全性が高いといわれています。オニヒトデ自体が死んだ後も、しばらく毒は生きているので、浜辺で打ち上げられたものでも踏みつけたりしないように。

応急処置

①すぐに海から上がります。
②目に見えるような大きなトゲは取り除きます。
③40~45℃程度のお湯に患部をつけます(痛みが和らぎます。患者が触って熱くない程度)。ビニール袋にお湯を入れると患部に当てやすいです。60~90分を目安につけましょう。

注意事項

※ やけどさせないように十分注意して下さい。
※ 折れたトゲが体内に残っている場合もありますので病院で診てもらいましょう。
※ 以前にオニヒトデに刺された経験がある場合にはアナフィラキシーショックを起こす可能性があります。(スズメバチやカツオノエボシなどといっしょで、2度目からかなり危ないといわれるケースです)。病院で診てもらいましょう。

※アナフィラキシーショックを起こすと、意識を失ってしまうこともあります。
また、のど(声帯)のほうが腫れて、呼吸ができなくなる危険性があるそうです。この場合は私たち一般の人間では対処できませんので、かならず早く病院へ連れて行って医師に診察してもらってください。腫れてふさがってしまうと、気管挿入などをしないと窒息してしまいます。救急法の講習会で勉強するような気道確保の方法(顎先挙上や下顎挙上)は、この場合は役に立たないです。


表示:スマートフォンPC
 
HOMEスマホTOP
沖縄の海洋危険生物>オニヒトデ