沖縄シーカヤックマングローブツアー

トグル/シットオントップカヤック


トグル



シーカヤックの前部や後部にある取っ手のことをトグルと呼んでいます。シットオントップカヤックのタンデム艇自体、かなり重量がありますので、強度とある程度のグリップ性(握りやすさ)が求められます。トグルとしてちゃんと成形された製品もあれば、筒状のものなどは水道工事の塩ビパイプを活用したものなどがあります。カヤックとトグルをつなぐラインはやはり耐久性がある丈夫なものが必要でしょう。運搬中にトグルのラインが切れてしまうと、大きなけがにつながりかねないですし、大切なカヤックを損傷させることになります。 シットオントップカヤックの場合は、クローズドデッキカヤックと比べるとあまり長時間のツーリングという状況はないように思われます。ですのでロングツーリングのようにカヤックにたくさん物を積載して運搬するということはあまりないでしょう。ですのでたいていの場合は前後2名でそれぞれにトグルをもってカヤックを運搬することが多いと思います。シュノーケリングなどの装備を積んでいく場合や、特にスクーバダイビング装備を載せていく場合には、運搬を考えると水に浮かべた状態で積み込み作業を行うほうがより現実的かもしれません。ポリ素材でできているカヤックはトグルやラインは持ちこたえても、肝心の船体側がもげる場合がよくあります。 トグルを握る際に、もしラインが上記の画像のようになっていたら、ラインの間に指を挟みこんだりしないように注意しなさいと教えていただいたことがあります。何かの拍子にねじれて、指をラインに挟まれて怪我をする場合があるそうです。



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