ラジオで言っていましたが、今日は二十日正月だそうです。
この日が正月の終わりになる節目に当たるそうです。
お正月って、本当はながくお祝いしているんですね。
正月飾りを外す松の内というのが7日です。
この辺までが正月っぽいです。
そして少し離れて11日に鏡開きで締めくくりみたいなイメージでした。
でも沖縄にはまだ旧暦の風習が残っているので、旧正月(旧暦の1月1日)というのがやってきます。
今年は2月16日です。
そのために新暦のお正月が終わった後も、もう1回、お正月がやってくるんです。
スーパーやショッピングセンターには旧正まで、お歳暮や年始の贈答品のコーナーが設置されているんですよ。
おめでたいことが多いのは楽しいですね。
でもお年玉を2回もらえるというわけではありません。
親戚が新暦に集まることもあれば、旧暦のほうで集まることもあります。
南部の糸満などの海人(うみんちゅ 漁師)たちは、旧暦に船に大漁旗を飾ったりして、正月を祝うことも。
素敵な文化が残っていますね。
私たちは新暦の正月に、カヤックやパドルに地元の泡盛をかけて、安全祈願をしましたよ。
それから今日は女優のオードリー・ヘップバーンの命日です。
「ローマの休日」ではグレゴリー・ペックと共演しました。
ほんとうに可憐でした。
この映画のワンシーンで有名になったローマの「真実の口」ですが、沖縄の宜野座(ぎのざ)村にもあります。
2000年の九州・沖縄サミットの際に友好のあかしとして設置されたそうです。
それにしても、オードリー・ヘップバーンはいろいろな名作を残しています。
ちなみにスピルバーグ監督の「オールウェイズ」には天使の役で登場しました。
かわいいおばちゃんという印象でした。
それでは今日のツアーの様子です。
午前の1時間30分コースです。
ご家族3名様の参加です。
お兄ちゃんも大きいので、2艇に分かれて遊びに行くことにしましたよ。
さあ、出発です。
穏やかなコンディションですね。
昨日は風は弱かったのですが、雨がけっこう降りました。
お父さん、とっても上手ですね。
かじ取りもものすごくうまかったんですよ。
お兄ちゃんとお母さんのチームです。
チームワークもばっちり、上手に漕いでいましたよ。
対岸でみんな揃いましたね。
いっしょに記念撮影です。
そして琉球石灰岩の浸食地形でも記念撮影です。
こちらもはい、チーズ!
潮が満ちているので、イソシギは岩の上を歩きながらエサを探しているようですよ。
引き潮で地面が干上がるとカニたちを狙って活動します。
でも満潮で水位が高すぎるので、こんなところにいるんですね。
岩の穴や、隙間に小さいカニなどが隠れています。
鍾乳石も立派ですね。
近くで見たいのですが、とんでもない岩山なので、ロッククライミングになっちゃいますね。
マングローブの入り江で記念撮影です。
みんなでシレナシジミを持っていますよ。
今度は別の入り江にやってきましたよ。
この時間は満潮でお水が多い状態なんです。
みんな上手に漕いでいますよ。
岸に到着です。
おつかれさまでした。
今日はありがとうございました。
こちらは午後の湧き水散策2時間30分コースです。
潮位の関係で今日は13時30分ではなく、12時の開催となります。
2名様でのご参加です。
本当は昨日のお申込みだったのですが、あいにくの雨になってしまったので、今日に変更です。
スケジュールの調整がついて本当に良かったです。
ありがとうございます。
ではでは、出発ですね。
潮が引き始めているので、この時間はシオマネキが出始めているんですよ。
そしてマングローブの入り江ではシレナシジミと記念撮影です。
こちらもハイ、チーズ!
カヤックを降りて、湧き水で生き物観察です。
2人とも真剣ですよ。
ミナミトビハゼも遊びに来ましたよ。
がんばって超どアップで撮影です。
ものすごくきれいに撮れましたよ。
お二人ともミナミトビハゼをつかまえることができたんですよ。
すごいですね。
この写真は違いますが、その前に逃げないようにコップに手で蓋をしましたよ。
それでも手を離した瞬間に大ジャンプ!
ものすごい勢いで逃げちゃいました。
今日はとっても良い天気になりましたね。
気温が高いので、ベニシオマネキも出てきましたね。
まわりは干上がっていますよ。
そしてシオマネキだらけなんです。
見てみて!青空が広がっていますね。昨日の天気とは大違いです。
青空をバックにハイ、チーズ!
おつかれさまでした。
今日はありがとうございました。
そして番外編は、カヤックを降りてからのカニの観察です。
ミナミコメツキガニとコメツキガニの大群がいましたよ。
砂に潜って隠れる前に、望遠で撮影しましたよ。
拡大するとこんな感じです。
群青色っぽいのがミナミコメツキガニです。
体が丸い感じです。茶
色っぽいのがコメツキガニです。
普通のカニっぽい形ですよ。
同じコメツキという名前がついていますが、種類としてはすこし別のものなんです。
砂に隠れたコメツキガニをつかまえました。
こんな感じです。
小さくてかわいいですよ。
そしてミナミコメツキガニと並べてみました。
でもミナミコメツキガニはびっくりして、死んだふりをしています。
丸く固まったままなんですよ。
ほら、こんな状態でぜんぜん動かないんですよ。
でも安心してください。
ちゃんと生きているんです。
やっと動き始めましたよ。
ミナミコメツキガニのほうはかなり小さい子供です。
もう少しだけ大きくなりますよ。
それにしても、同じコメツキガニという名前がついていても、ほんとうに姿かたちが違っていますね。
でもやわらかい砂地に潜って隠れるときには、どちらも体を上手に回転させながら、あっという間に姿を消してしまうんですよ。
そして砂団子という食べかすを地面にたくさん残しながら、ご飯を食べるカニさんたちです。