今日は考古学出発の日だそうです。
初めて聞きました。
学校の歴史の授業で必ず耳にする、あの大森貝塚を発見したエドワード・モースが来日した日だそうです。
1877年のことです。
そして2日後の6月20日に汽車で移動中に、貝殻が堆積しているのを見つけたことから、調査が始まったというから、すごいですね。
ネットでは日本初の科学的な発掘調査で、日本の考古学の出発点になったと紹介されていました。
大森貝塚を発見した日ではなく、来日の日が記念日になっているというのも面白いですね。
私たちが活動している今帰仁村にも貝塚があります。
運天から渡喜仁にかけての石灰質砂岩の中にはいろいろな貝類の化石も埋まっています。
自然学校に降りてくる崖の面でも、貝の化石が露出しているところがあります。
沖縄での一般的な食用貝であるマガキガイ(キラジャー)、サザエ、ヒメジャコ(アジケー)などが貝塚から見つかります。
さらに沖縄本島での埋蔵文化財というテーマで調べてみると、今帰仁村で貝塚という表記があるものは、運天貝塚、シガイバンタ貝塚、浜原貝塚、越地貝塚、仲尾次貝塚、仏ん当貝塚、アガリクンジャー貝塚、松堂原貝塚という記載がありました。
他にも、遺物が見つかっているものの、はっきりとした分類を特定していない散布地ということで数多くの遺跡もあります。
やはり貝塚的な要素は、人が生活をしていたという痕跡になりますので、広い範囲にわたって分布しているのですね。
私が見た資料は沖縄県のかなり古いもののようなので、最新の情報はまだ確認していません。
ところで、6月18日は、このモースの誕生日でもあります。
江戸幕府から明治政府へと、歴史は移り変わりました。
幕末期はまさに異国からの訪問者で激動の時代だったといえます。
そして明治政府が樹立されました。
欧米と肩を並べるためには強力な国家を作り上げなければなりません。
富国強兵という政策の下、近代産業の育成が重要課題でした。
殖産興業なんていうワードも出てきましたね。
官営工場などの官営事業も整備が進み、富岡製糸場や札幌農学校というのも誕生しています。
近代化のために、明治政府は欧米諸国から技術者や学者をたくさん招きました。
お雇い外国人と記載されていることもあります。
このエドワード・モースや「青年よ大志を抱け」で有名なクラーク博士、建築家のコンドル、医学者のベルツもそういった招聘された人たちです。
明治時代は、かなり極端な欧化政策が始まっていきますが、こういう人たちの役力もあって、日本の近代化が進んでいったのですね。
近年の世界文化遺産登録のことと結びつけて、この時代のことを勉強してみるのも楽しいですね。
それでは今日のツアーの紹介です。
湧き水散策2時間30分コースです。
2組4名様のご参加です。
全員で記念撮影です。
手前のお二人は1時間30分コースの方です。
同じ時間帯で1時間30分コースも進行していますよ。
では、遊びに行きましょう。
お天気は悪いのですが、水面はとても穏やかですね。
すいすいと進んでいきます。
水面の高さの様子が、岩の色を見るとわかりやすいですね。
今はだんだんとひいているほうです。
これからもっと水位が下がります。
さあ、マングローブの方へ行きましょう!
マングローブの中に来ましたよ。
説明を受けながらの観察です。
ちょっと薄暗いので、ピンボケになってしまいました。
ごめんなさい。
雨に備えての完全装備です。
ばっちりと防水仕様ですが、気温が上がるとちょっと暑くなります。
さらに別の方面へ行きましょう。
みなさん、とても上手です。
みんな一緒に!
カニたちもたくさん出てきましたね。
台風で折れてしまった後から、あたらしい葉っぱが次々と出てきています。
湧き水エリアで生き物観察です。
すごい顔をしていますね。
後ろ姿もパシャリ!
恒例のシレナシジミの写真です。
こちらもパチリ!
お留守です。お出かけ中のようですね。
ヤドカリです。
もう1羽、かさなって見えたら、キングギドラと紹介しているところです。
潮が引いて、あたり一面カニだらけになりましたよ。
今日のこのコースの終盤は、かなり地面が干上がります。
自由時間です。
岸に到着です。
おつかれさまでした。
おつかれさまでした。
みなさん、今日はありがとうございました。
たいくつするヒマの全く無い、とっても楽しいツアーでした。生き物もガイドさんも見所いっぱいで、良い想い出になりました。ありがとうございました!
思っていたより生物も多く、雨が降っていても楽しめました。ありがとうございました。今度は晴れた時、来てみたいです。
Thanks!
なるさんのガイドに、ほっこりしちゃいました♥雨上がりの方がラッキーなことがあるのは、良かったです!楽しかったです♥
こちらは1時間30分コースのお二人です。
この時間は2時間30分コースのチームも、手続きや着替え、そしてパドル練習までは一緒に行いましたよ。
漕ぎ始めるところまでは内容が同じなんです。
はい、チーズ!
ツアー写真の撮影はコースで別々です。
ガイドがそれぞれカメラを持っているんですよ。
そして自分が担当しているコースを撮影しています。
もちろん、それに応じて別々の内容の画像CDをプレゼントしています。
さあ、漕いで遊びに行きましょう、
とっても上手です。
チームワークもばっちりです。
あやしい水の色ですね。
じつは茶色いところはとっても浅いところなんですよ。
緑色の細いラインが周りよりも深くなっているんです。
さあ、こちらです。
シレナシジミを渡しましたよ。
ツインタワーのお家から、だれかがこちらを見ています。
ほら、こんなです。
そして、お出かけのようですね。
また漕ぎ嵌めます。
別の入り江です。
そしてすこしだけ自由タイムです。
始めの頃よりももっと、潮が引いてきたので、だんだんとカニも増えています。
このあとで、さらに引いていきました。
メヒルギの花が咲いていました。
まだほとんど、つぼみの状態のものが多いので、ラッキーです。
オオゴマダラも出てきましたね。
岸に到着です。
おつかれさまでした。
オオハマボウのお花と記念撮影です。
今日はありがとうございました。
雨でもめちゃ楽しかったです!来てよかったー♪ありがとうございました!
とても楽しかったです!!ヒロさんのガイドもわかりやすく、もっと長い時間のコースでもよかったなと思いました!!ありがとうございます☺カヤックサイコー!雨でも楽しかった