沖縄マングローブカヤックブログ/なきじん海辺の自然学校

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新型肺炎・新型コロナウイルス

中国の武漢市での発生から始まり、2020年1月下旬の時点で、どのような影響が広がるのか、世界的に戦々恐々としている状態です。

春節(旧正月)には中国からの大勢の旅行者が日本、特に沖縄へも訪れます。

空港や駅、観光地などでは特に予防処置が重要だと思われます。

なるべく人混みを避けたり、マスク着用やうがい、手洗いとアルコール消毒が大切です。

マスクの表面に菌が付着する可能性があるので、使用後の取り扱いも注意が必要です。

マスクを触った手を洗ったり、アルコール消毒することです。

ここ数日で情報が目まぐるしい勢いで配信されていくと思われます。

中国国内での移動が制限され始めましたが、残念ながら、その前にすでにかなりの旅行者が国内外に移動しているのが現状のようです。

やはり春節前の規制ができるかどうかがとても重要だったのかもしれません。

新型コロナウイルスの症状としては、発熱・下痢・せき・呼吸の苦しさ・筋肉痛・だるさ・胃腸疾患なども確認されているそうです。

下痢で排出された菌による感染はまだ不明のようです(新しい情報では、菌が排出されるので、ノロと同じような注意が必要だそうです 2月5日の情報です)。

多くは咳やクシャミによる飛沫感染ということなので、うつったり、うつされたりしないためにもマスクの着用や、咳マナーの徹底が重要でしょう。

粘膜組織からの感染を防ぐために、不用意に目をこすったり、鼻や口に手を入れないことも大切です。

花粉症対策のように目を保護するためにメガネやサングラス、保護メガネの着用も良いかもしれません。粘膜組織から感染しやすいので、目も危険だそうです。

咳やクシャミではかなり遠くまで、菌が飛散します。

ドアノブやエレベーターのボタンを触っての感染という事例もあるそうなので、やはり手洗いやアルコールによる手先の消毒はとても大切だそうです。

不特定多数の人が手を触れるような場所は極力、手を触れないようにするか、その後の手洗いやアルコール消毒が奨励されます。

無症状での感染という話もでているの、そうなると感染者の流入を把握することができません。

SARSの時などはスーパースプレッダー(super spreader)と呼ばれる、通常考えられるよりも大規模な二次的、三次的な感染を引き起こした感染者により、被害が一気に増大した例もあります。

今回もどこまで感染が拡大していくのかが心配なところです。

パンデミックと呼ばれるような爆発的な感染はあるのでしょうか。

映画のアウトブレイクではエボラウイルスが猿から広まったという設定でした。

日本映画の感染列島ではコウモリからでした。

これらがホスト(宿主)でした。

今回は市場で取引されていた野生生物が原因ともされているようですが、まだ特定はされていないようです(タイワンコブラという話もあるようです)。

臨床的な症状として、インフルエンザや風邪との区別ができないので、むつかしいそうです。

そうなると、インフルエンザと同じ予防対応、そして人が多いところにはとにかく行かないということが重要だそうです。

沖縄旅行に関しては、非常に申し上げにくいことですが、あえて、ここしばらくは美ら海水族館や大規模ショッピングモールに行かないという選択肢もあるかもしれません。

この情報を掲載し始めたときは湖北省の人の移動が禁止ということでしたが、今では中国国内でかなりの地域で人の移動が規制されているということです。

WHOが緊急事態宣言を出さないのが不思議に思えてきます。(1月25日更新)

中国国内の各都市で、移動が制限されることになりました。

そして海外への団体旅行も27日から禁止という事態になりました。

たしかに沖縄への旅行を見ていても、団体でのパッケージ旅行が特に目につきますが、最近では個人での旅行も増えてきているそうです。

ただ、春節という大規模な移動のシーズンが始まっているので、すでにたくさんの旅行者が世界各地に拡散していると思います。

SARSにくらべると重篤な症状が出て病気に気が付く前に、外出や旅行などで遠くへ移動したり、たくさんの人と接触する可能性があるために、広範囲に感染が広がる恐れもあるようです。

春節の連休中に行われた中国の国家衛生当局の会見では「現在、状況は深刻で複雑、予防・制御の重要な時期になる。感染の速度は上がっていて拡大はしばらく続きそうだ」とのことです。

中国本土のほか、14の国と地域に拡大中です。

中国本土での感染者は2000人を超えています。

感染力が強まってきているそうです。

はじめは軽症で熱も高くない場合があるそうです。

潜伏期間が長く、場合によっては14日間、そして潜伏期間中にも感染を引き起こすところが大変危険です。

これがSARSとの大きな違いだそうです。

歩く感染源を食い止められないようです。

病気が判明しないまま、活動し、多くの人と接触することでさらなる感染を引き起こします。

日本人退避に向けて中国当局と協議を始めているそうです。

先ほどニュース速報も出ました。武漢からの邦人退避に向けて、チャーター機の検討をしているそうです。

(1月26日更新中)

日本政府はWHOの緊急事態宣言を待たずに新型肺炎を28日の閣議で、指定感染症に指定するということです。

緊急事態宣言が出ないうちに指定するということは、それだけに国としても大きな危機感を持っているということでしょう。

「感染者に対する入院処置や公費による適切な医療などを可能にするため」というのが指定の理由だそうです。

国内での感染拡大がこれによって抑えることができればよいですね。

現在、武漢市を含む湖北省だけでも約560人あまりの日本人が滞在しているそうです。

帰国を希望する日本人に対しては28日にもチャーター機などで帰国させる方針だそうです。

本当によかったですね。

ホテルに缶詰めになっている人の電話取材の様子も出ていましたが、外出もできないし、食料も底をついてきたし、本当に深刻な事態になっているようです。

指定感染症に指定された場合は、感染の疑いのある人を医療機関で受診させたり、症状によっては入院勧告を行い、就業の制限や建物の消毒などの処置がとられるそうです。

もし入院勧告に従わない場合は強制的に入院させられるそうです。

過去にはSARS、高病原性鳥インフルエンザなども指定感染症に指定しました。

「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」というのが制定されていて、感染症にはいくつかの分類があるそうです。

エボラやコンゴ熱、天然痘やペストなどの超激やばなものは一類、結核やSARS、MARS、鳥インフルエンザ(一部)などが二類、コレラや赤痢、腸チフスなどが三類、狂犬病やマラリア、エキノコックス、ジカウイルス、ツツガムシ病、デング熱、レジオネラ症やレプトスピラ症などは四類、インフルエンザ、麻しん、プール熱や水ぼうそう、破傷風、風疹、マイコプラズマ肺炎、おたふくかぜなどは五類、新型インフルエンザ等感染症、新感染症、そして今回、話題になっている指定感染症という分類になっているそうです。

国民の生命や健康に重大な影響をあたえる恐れがあるようなものは法律を改正することなく政令(内閣による閣議決定など)で指定できるそうです。

これによって、迅速かつ強制的な処置をとることができたり、保険の適用などの処置もとられるようです。

中国本土の感染者数も2800人を超えているとの報道になっています。

日に日に人数が増大しています。

今日から中国国外への海外への団体旅行が禁止されています。

人の動きを抑えるために、春節の休みをさらに3日間延長とのことです。

しかし、すでに大勢の中国人観光客が来日しています。

一部に報道では、ほとんどの人がマスクをしています。

しかし、中には全く、そんなことを気にしていない観光客の映像も。

東京の秋葉原での様子でしたが、グループによっては、誰もマスクをせず観光していました。

カプセルトイ(ガチャ)でおもちゃを購入していました。

咳もしています。

その人がもし感染者だったとしたら、とても危険だそうです。

他人の咳は危険ですね。

雷門の映像では、みんなで同じアイスを食べていました。

同じスプーンで。

胃液で消化されるということなので、シェアしてアイスを食べること自体はまだ、ましなようです。

それでもやはり、この時の咳やくしゃみなどでの感染の危険性があります。

食事をするとき、物を飲んだり、食べたりするときはマスクを外しますから。

新型のコロナウイルスはワクチンがないので危険です。

対処療法として、そのときにあらわれている症状を緩和するための処置となります。

中高年齢層の人や糖尿病、高血圧、循環器系の疾患などの持病を持っている人が感染した場合は特に危険だということですが、若い世代は軽い症状で済んでいる場合もあるようです。

ただし、このような症状の軽い人が移動したり、活動したりすることで感染を広げてしまう可能性があるそうです。

(1月27日更新)

今日の閣議で指定感染症に指定されました。

武漢からの日本人の帰国は中止となりました。

中国政府との協議のうえで、明日、29日で調整とのことです。

今晩のうちにANAの航空機が武漢へ出発するようです。

世界各国が自国民を避難させたいという動きがあるために、調整が必要なようです。

武漢の空港にいる職員や対応が可能な範囲にも限界があるようです。

そのためにさらなる調整が必要だったそうです。

なぜANAかということは、もともと武漢への航空路線が就航していたので、運航にも慣れているだろうという理由だそうです。

定員は270名ですが、医師や看護師を乗せたり、具合が悪くなっている人のことを考えて、実際には200名程度を乗せるようです。

現地で帰国を希望している日本人の人数としては600名近くということなので、段階的に3回は飛ばさないといけないようです。

ただ人選も難しいのでしょうね。

高齢者や子供たちを優先するとしても、奥さんが中国国籍という場合は違う問題もと紹介されていました。

基本的に中国の自国民・国籍を持っている人は海外へ出すことは認めないということもあるようです。

行きにはマスクなどの支援物資を乗せていくそうです。

感染を防ぐために、食事は機内でサービスするのではなく、搭乗する際にあらかじめ手渡しするというニュースが出ていました。

ショッキングなことに武漢への渡航歴がないにもかかわらず、日本人男性が発症したそうです。

今月、2回にわたって、武漢からのツアー客を乗せたバスの運転手さんだそうです。

国内で初の人から人への感染が確認されたことで、新たな局面を迎えたように感じます。

他にも感染者が確認されたので、計6名となっています。

中国での感染者数は4000人を超えました。

日に日に感染者数はかなりの勢いで増えていくようです。

ニュースでは、中国人観光客のマスクの大量買いの映像も紹介されています。

帰国しなければならないことや、本国に親兄弟を残していることを考えると、ほんとうに気持ちがわかります。

沖縄でも地元の薬局ではマスクが売り切れていました。

中国人観光客が来て、すべて買っていったそうです。

観光バスが通るようなルート沿いのコンビニや薬局などでは、同じことが始まっていると思います。

インターネットでamazonを調べてみましたが、マスクがかなりの高値になっていたり、いつも売られていたものは品切れになっていて、入荷待ちのマークがついていました。

ニュースでは中国でマスク1枚1000円なんてことも。

マスクをしていない人がバスに乗ろうとして、逮捕されていましたが、マスク自体が買うことができなくなっているようです。

(1月28日更新中)

 

2月5日時点では、世界各国で感染者は2万人を超えています。

死亡者は400人を超えました。

クルーズ船では、感染者が確認されています。

3700人余りが海上で足止めです。

当初の想定よりも感染者が多かったために、下船、帰宅させるという目算が狂ってしまったそうです。

船内にいる人のほとんどが、検査も受けていない状況です。

香港で下船して、感染が確認された人は、鹿児島での観光ツアーで36人余りの人とバスでの観光をしていたそうです。

国内での感染者は35人となっていますが、クルーズ船での検査の進み具合によって、さらに増加すると思われます。

政府は武漢からの帰国者の経過観察期間を14日から、10日に変更するとのことです。

2月6日には第4便を、あらたに退避、帰国のために派遣するとのことです。

防衛省が借り受けている民間のフェリーはくおうが一時的な滞在先になるそうです。

クルーズ船の乗客に関しては、高齢者が多く、持病を持っている人も多いそうなので、常備薬などが不足してきている人も多いそうです。

今回のクルーズ船のケースは、香港からの方が、このルートのインデックスケース、最初の確認事例です。

新型コロナウイルスの最大の特徴として、潜伏期間中に感染させるということです。

知らないうちにつぎつぎにいろいろな人に移している可能性が。

ネズミ算式に感染が広まる可能性もあるとのことです。

ミクロネシアは日本を新型肺炎の汚染国として、国内への直接の入国を禁止するという決定をしました。

第3国で2週間ほど待機して、感染の可能性がないという確認ができてたら、入国できるそうです。

世界的に見てみると、中国についで、日本は新型肺炎の大きな危険にさらされている国だという事実と直面しなければいけないということでしょう。

【重要】

2月5日の更新情報です。夜の情報番組では、専門家が提言をしていました。

今回のコロナウイルスは排泄物と一緒に排出されるとのことです。

そのためにノロの予防と同じ対応を考えたほうがよいそうです。

トイレを流すときはちゃんと便器の蓋を閉めるべきとのことです。

ウイルスはトイレットペーパーを通り抜けるので、念入りな手洗いが重要です。

そしてとくに感染予防として、目からの感染に十分な注意が必要だそうです。

コンタクトレンズを使っているときは、レンズの装着及び、脱着時に念入りに手洗いをして、目からのウイルス感染の予防を意識しなければならないそうです。

収録番組だったので、今回のクルーズ船における感染事例が発生する前の事ではありますが、予防のために重要なことは、インフルエンザと同じ予防、ノロと同じ予防、そして目の保護というのが最重要な3本柱だそうです。

飛沫感染と、接触感染になりますので、他人に唾液や鼻水をとばさない、他人の咳やくしゃみによる飛沫が粘膜に入らないように鼻や口をマスクで保護したり、特に目から感染しないように保護メガネを装着したりすることだそうです。

そしてもちろん、自分で不用意に目、鼻。口などを触ったりしないということです。

咳やくしゃみなどで、飛散するウイルスがいろいろなところに付着している可能性があるので、接触感染しないように注意が必要です。

たくさんの人が手を触れるようなところは触らないことです。

そして念入りな手洗いです。

アルコール消毒も大切なのですが、最近の買い占めによって、だんだんと入手がむつかしくなっているようです。

あまりにも目まぐるしく情勢が変化しているので、あえて更新を停止していましたが、そんなことも言っていられない状況なので、情報を追加させていただきました。

クルーズ船は那覇に寄港して、ほとんどの人が下船して、バス・タクシーで移動しての沖縄観光をしたとのことなので、これから数日のうちにどんな情報が出てくるか心配です。

香港の人が感染していたということが確認される前の出来事だそうです。

せっかくの沖縄旅行ですが、人込みを極力避けるというプランニングも必要だと思われます。

観光施設や大型ショッピングモール、特に外国人旅行客が多いエリアは避ける配慮が重要です。

ただし、無症状の感染者が確認され始めたことで、もはや感染の可能性がある人の追跡や、国籍や渡航先を追求することも意味をなさない状況になってきているような気がします。

自分自身を守ること、そしてご家族を守ることがとても大切だと思います。

海辺の自然学校では、ツアーガイドもマスクを着用させていただくことになりました。

お見苦しいとは思いますが、参加者の皆さんに近いところで、解説やご案内をしなければならないので、予めご了承ください。


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