このブログは台風10号が通り過ぎた頃に書いています。
今回はとてつもなく猛烈な勢力で突っ込んでくるという予報だったので、台風対策も大変でした。
海辺の自然学校の台風対策、色々あります。
かなり忙しいのです。
カヤックの避難。
いつもはカヌー乗り場に立てかけて、ロープで縛っています。
台風の場合は、さらに陸上側に積み上げて、ロープでそれぞれを固定します。
飛んでいくと困るので、木にも縛って、カヤックに雨水がたまって重たくなるようにしています。
でも、さらに強力な台風の場合は事務所の裏手に運んできます。
そして、カヤック同士をしっかりと縛って、雨水がたまって、重たくなるようにします。
屋内にしまうことができれば安心なのですが、そうもいきませんので野外で管理しています。
避難させる場所や方法を考えるときの判断基準があります。
例えば、台風で予想される最大瞬間風速がものすごいときや、大潮の満潮時間と重なるときなどです。
そしてその時の予想される風向きによっても変わります。
近くに設置している案内看板も撤収です。
施設の周りのいろいろなものをしまったり、しばったりと大忙しです。
台風が無事に通過した後は、ツアー再開の準備になります。
通過後のお話はまたの機会にしましょうね。
台風が来るたびに、対策に追われて、精神的にも体力的にもヘロヘロです。
年寄りにはこたえますね。
でも通過後の青空を見ると、そんな苦労も吹き飛んでしまいますよ。