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見出しヤエヤマヒルギ マングローブ

ヤエヤマヒルギ/日本のマングローブ

ヤエヤマヒルギ

たこの足のような根が、いかにもマングローブ!

マングローブといったときに、多くのみなさんがイメージするのは、このヤエヤマヒルギかもしれません。タコ足に伸びる根が特徴的です。
日本では分布範囲がさらに狭まります。沖縄本島がヤエヤマヒルギの北限となっています。本島内でもごく限られたところにしかありませんでしたが、植栽によって、現在では本島内のいくつかのエリアで見ることができます。東村慶佐次川が自生としては北限です。

ヤエヤマヒルギ 木の形

樹高

樹高としては、高木にはいります。日本では最大で10mくらい、海外ではもっと高くなるものも。国内のマングローブの中では樹高が高いほうです。マングローブの代表選手というような樹形です。

ヤエヤマヒルギ 呼吸根

支柱根

木が倒れないように柱で支えているようなところから支柱根(しちゅうこん)と呼ばれています。タコの足のように面白い形で伸びています。そしてかなり複雑に生えています。実際は根という柱で立っているというよりも、伸びた根が地面をつかんで引き始めることで、木を支えています。ひっぱり根という役割のほうが正しいかもしれません。根は呼吸根で、地上に露出した根で呼吸(ガス交換)を行っています。このような気根を特に呼吸根といいます。ヤエヤマヒルギの根には葉緑素が含まれていて、光合成をしていると紹介されていたりします。
マングローブの根は生き物たちにとっても優しいです。カニや貝の住みかになったり、ときにはミナミトビハゼの休憩場所に。
満ち潮になるとだんだんと水面が上昇します。
ヤエヤマヒルギが水に沈むと、その複雑な支柱根は魚たち水中生物の大切なシェルター(避難場所)になります。

ヤエヤマヒルギ 葉

ほかのマングローブと比べると葉の大きさは大きめです。小判型の葉っぱの先端だけ、特に細く針状に伸びます。

葉の付き方

葉の展開

形と大きさ

形は楕円形。小判型といったほうが良いでしょうか。先のほうはかわいく針のようにとがっています。大きさは、葉身長(長径)は大きいもので約13㎝。葉幅長(短径)は約5㎝、葉柄長(付け根の長さ)は約3㎝といったところです。

枯れ葉

フィルター作用によっても、まだ残ってしまう塩分を、さらに葉にためていきます。その後に落葉させることで、樹内の塩分を減少させています。葉の断面をなめてみると、しょっぱいです。

ヤエヤマヒルギ 花

開花時期は春から夏が始まる前くらいでしょうか。4つの萼片で、花弁は白色です。

蕾(つぼみ)

木の大きさに比べると本当にかわいいお花が咲きます。
花が終わった後に果実が成長します。花が終わったものと、これから咲く、つぼみが一緒に並んでいます。一斉開花するというわけではありません。

ヤエヤマヒルギ 果実(胎生種子)

長さは約20㎝をこえることも。メヒルギと比べるとかなり太くて大きい感じです。

果実

花が終わった後で果実が成長します。これはもう少しだけ胚軸が伸び始めています。

胎生種子

種子の落下後

バナースペース

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