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シーマーカー(海面着色剤)

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シーマーカー(海面着色剤)

みなさんはカヤックを漕ぐところ、水の色のイメージってありますか? 海だと表現的には「青い海」ですよね。

でも川に対する色のイメージって、思いつきにくいかもしれません。
「青い川」っていうフレーズは、あまり聞きません。
水は景色を映し出します。
青空ならば青、そして川や湖で木々の色彩を映しこんでいる時は緑です。
そして沖縄ではちょっと楽しむことができませんが、紅葉の季節になれば、赤ですね。
私たちが活動しているマングローブカヤックのフィールドも同じように、さまざまな景色を川面にうつしてくれます。
青空が広がっている時は青、そして青地に白い色が写りこんでいたら、夏の雲のイメージです。

湧き立つような積乱雲、とってもきれいな夏の季節の雲の姿ですよね。
そしてマングローブの岸辺に近づくと緑色の世界が広がってきます。
水の上の無地のキャンバスにその季節に応じた色とりどりの絵が表現されています。
実は、私が衝撃を受けた水の色があります。
驚くような緑色です。
川全体が美しいというよりも、かなりどぎつい緑色一色に染まっている風景です。
ここまで書くとわかる人にはわかると思います。
3月17日は聖パトリックの日、そう、セントパトリックス・デーです。
アイルランドにキリスト教を広めた聖人の命日で、カトリックの祝祭日だそうですよ。
イメージカラーが緑色です。

緑色の服を着たり、緑色のグッズを身に着けたりします。  
そして、なんといってもすごいのが、着色剤で川を緑色に染めることです。
じつはとっても好きな映画、ハリソン・フォードの「逃亡者」という作品があります。
その劇中で、シカゴに舞い戻ったハリソン・フォード演じる主人公のリチャード・キンブルが、その盛大な祭りの中、トミー・リー・ジョーンズが演じる連邦保安官補ジェラードの執拗な追跡から、逃れるというシーンがあります。

川は緑色一色、そしてバグパイプの演奏の中、セントパトリック・デーのパレードに紛れて、なんとか無事に脱出することに成功します。
逃げられたジェラードは、なんで川を緑色にする必要があるのかと、切れ気味でした。
とてもハラハラドキドキの連続の名シーンなのですが、川がめっちゃ緑色に染まっているのが、ほんとうに衝撃的でした。
使用されているのは、フルオレセイン(フルオレセインナトリウム)という蛍光の着色料です。
成分的には無毒だそうです。
自然環境の中に放出しても、分解されるようです。

実はバスクリンなどの風呂用入浴剤に入っているのも、このような成分です。
緑色の液体を見ると、「バスクリンみたい」っていうことが多いですよね。
南国のきれいな海を見ても、バスクリンみたい!って感動して言うこともあります。
そして船舶やシーカヤックで使用するシーマーカー(海面着色剤)もこのフルオレセインが主成分です。
身近なところで利用されているんですね。

ダイビングでも緊急時に備えて、シーマーカー(ダイマーカー)を携帯するインストラクターがいます。

 

万が一の場合に、航空機やヘリコプターでの捜索の際に、上空から見つけやすくなります。

防水(耐圧)のカプセルに、市販の入浴剤(バスクリン)入れて、こっそり実験したこともありますが、けっこう、すぐに水に沈んでしまいました(かなり昔のことです。ごめんなさい。少量です。でもごめんなさい)。

やはり製品化されているものの方が信頼度がありますね。
米軍が使用していたシーマーカーも持っていますが、幸いなことに使う機会はありません。
これもフルオレセインだったと思います。

 

海上保安庁が海難事故の予防のための啓蒙活動を行っています。
リーフカレントと呼ばれる危険な流れが生じるポイントでの実験映像がありますが、これもシーマーカー(海面着色剤)を使用していますよ。
この危険な流れに関しては、後日、あらためて紹介したいと思います。



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