今日は洋服記念日だそうです。
1872年(明治5年)に布告が出されて始まったそうです。
礼服には洋服を採用しますとのことです。
明治政府では欧化政策を推進していたので、衣服に関しても、西洋風の衣装を採用することがとても重要だったのでしょうね。
庶民の暮らしにとって洋服は無縁のものだったのでしょうが、幕末には西洋式の軍備を整えるうえで、制服も洋服へと変わっていったようです。
鎖国から開国へと大きく舵を切った日本は、諸外国との不平等条約によって、長年にわたり不利益を被ってきました。
国としての地位や格付けからしても、条約改正が国家としての威信回復に欠かすことができなかったのでしょうね。
1853年にペリーが来日して、開国を迫りました。
そして翌1854年には日米和親条約が締結されました。
その後は日米修好通商条約も。
ほかの国とも同様の条約を結ぶことになりました。
ヨーロッパ諸国は産業革命を迎えた後、アジアへの市場の拡大と植民地の獲得に乗り出しました。
そしてアメリカもアジアへの進出を画策します。
当時は鯨の油が機械の潤滑油やランプの燃料として大切だったようです。
2015年に公開された「白鯨との闘い」という映画ありました。
監督はバックドラフト、アポロ13号、ダ・ヴィンチコードなどのロン・ハワードです。
主演はマイティ・ソーのクリス・ヘムズワースでした。
かの有名なメルビルの「白鯨」という作品のもとになった実話をベースにした映画でした。
昔の映画の白鯨は名優グレゴリーペックが演じているエイハブ船長がものすごくよかったです。
衝撃的な作品でした。
小説は子供のころに読みました。
実際の話はメルビルの小説よりもさらに衝撃的で悲惨な内容です。
作品の舞台は1800年初頭です。
鯨から鯨油をとるために捕鯨船が遠く離れた海で長期間の漁をしている時代です。
船上で鯨から鯨油をとる作業をするために、薪で火を焚いて煮ます。
薪や食料、水などが大量に必要なために、それらを補給するための寄港地が重要でした。
日本を物資の補給地として、また船の遭難などの対策のために利用することが重要でした。
ペリーは鎖国状態(現在では鎖国とは教えていないかも)だった日本を開国させて、物資の補給や貿易の道を開き、そのほかのヨーロッパ各国にも国を開くことになりました。
ただ、関税や裁判権などでの不平等な条約が締結されたことにより、この条約改正がその後の日本の大きな外交課題となりました。
欧化政策によって西洋の文化や制度を取り入れることにより、、日本も欧米諸国に認めてもらうことが、条約改正に必要だったのでしょうね。
チョンマゲで着物を着て、刀を差しているなんて言うのは、とても対等な立場で付き合えるような文明国とは認めてもらえなかったのでしょうね。
それでは今日のツアーの紹介です。午前の1時間30分コースです。2組4名様です。
午後の1時間30分コースです。
4名様のグループです。
こちらは15:30からの1時間30分コースのお二人です。
おつかれさまでした。
みなさん、シーカヤックマングローブツアーにご参加いただきありがとうございました。