沖縄マングローブカヤックブログ/なきじん海辺の自然学校

沖縄美ら海水族館にいちばん近いシーカヤックマングローブツアーのブログです。

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ひろさん カヤックツアーとてもおもしろかったです!!キャイーンさせられました(笑) また参加させてください♪

 

ひろさん カヤックツアーとてもおもしろかったです!!キャイーンさせられました(笑) また参加させてください♪

 

 

午前(11:30)の1時間30分コースです。ほぼ毎回、定位置から撮影しているんですよ。手前の木が南国っぽくていいですよね。

右側に写っている棒とヒモが邪魔な感じがしますが、ケガの予防のために区切っているんですよ。穴に落ちたり、落っこちたりしないためです。

ドラゴンフルーツの緑色が美しいんですよ。このアングルだとわかりにくいですが、少し見上げるようにすると青空とのコントラストが抜群です。

カヤックの定数は多く感じますが、この回は2名様のご参加です。この後で、別のコース(2時間30分)があるので、こんな感じで船が並んでいますよ。

あ、空も入れるとこんな感じです。ドラゴンフルーツと下草の緑もきれいですね。あと少しすると整備して、下草は刈り取られると思います。

 

パドル練習の後で出発です。うちのツアーはとにかくビシバシと写真を撮っていますね。

安心してください。もう漕ぎだしたところですよ。

石灰岩に接近です。

岩の根元は、ノッチと呼ばれている切欠(きりかけ)になっていて、大きくえぐられています。

波による浸食のほかに、貝が苔などを採食する際に岩盤を削っていったものです。

貝類は、歯舌(しぜつ)と呼ばれている固い舌のようなもので削り取っていくんですよ。ベロにたくさん歯が生えているイメージです。これがやすりのように、岩盤に付着している食物を削っているんです。軟体動物がこのような器官を持っていたりします。人間の口の役割ですよね。

貝もそうですが、カタツムリなども同じですよ。ドラゴンフルーツもカタツムリにやられると、表面に傷ができて出荷できなくなります。見た目が悪くなっちゃいますね。

イモガイの仲間のアンボイナなどの歯舌は矢状の舌になっていて、返しまでついています。これを魚に打ち込み、強力な毒でマヒさせて、捕食(丸吞み)します。特に日本三大猛毒イモガイ、アンボイナ、ニシキミナシ、タガヤサンミナシなどは人間の生命にかかわるような猛毒です。

ヒザラガイの場合は、この歯舌に磁鉄鉱の成分が含まれています。こんな重金属(鉄よりも重い比重)が生体内で形成されるのは、とてもすごいですよね。世界初の生物由来の磁鉄鉱として、ヒザラガイの歯が確認された後、他の生き物からも見つかっているようです。

独特の浸食地形ですが、さらに下の方に目をやると、状態が変わっています。水面下にはイワガキが付着しているんですよ。ツアーではイワガキと紹介していますが、詳しくはオハグロガキという種類です。干潮時には空気中に露出しますから、殻を閉じて、なかに海水を蓄えて休憩です。水面下、およそ20~30㎝くらに帯状に生息しています。下記の死骸の上にさらに固着していきますよ。ですから、かなりぼこぼこです。

 

 

 

 

 

 

 

ぶら下がっている種を見つける事が出来ますか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あっ!

ミナミトビハゼが顔を出しています。

 

 

 

マングローブの種が流れていますよ。パドルの先の方です。

サギが飛んでいるのですが、ちょっとわかりにくいですね。

 

右にはキノコ岩、そして左には猪の鼻先みたいな形の岬、とても好きな風景です。

沖縄の各地の海岸線で、このようなイノシシの横顔みたいな形状の岬を見る事が出来ますよ。

もっとずんぐりとした鼻先だったり、ここみたいだったり、さらにはもっとすらりと長い顔立ちの岬もあります。